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2018.10.21

10/21(日)トークイベントスケジュール

10/21(日)は、「まち/ひと/しごと-Localism Expo Fukui-」「福井移住EXPO」あわせての3つのトークイベントを開催。RENEW期間中限定のトークセッションを多数ご用意!参加費はいずれも500円です。

10/21(日)

11:00-12:30

地域とデザイン -地域資源の魅せ方・伝え方-

柴山修平(山の形 共同代表)/堀内康広(トランクデザイン株式会社 代表取締役)/ヤマシタケンタ(東シナ海の小さな島ブランド社 代表取締役)

12:50-14:20

移住EXPO:地域とイノベーション

内田友紀(Re:public)/井上公平(中川政七商店)/篠崎健治(Next Commons Lab 加賀)

14:40-15:40

コミュニティデザインと地域

西川 亮(NPO法人Co.to.hana 代表理事)

 

10/21(日)11:00-12:30・地域とデザイン -地域資源の魅せ方・伝え方-

地域資源に、いかに焦点をあて、いかに伝えていくべきでしょうか。その問いに向き合い、デザインの力で地域に新たな光をあててきた3社が福井に集いました。豆腐をつくる山下商店などを展開する鹿児島・甑島のヤマシタケンタ氏、神戸・垂水でhibiなどのプロダクトを生み出す堀内康広氏、山形で新しい暮らしの道具に着目する柴山修平氏。それぞれのまちで試みられてきた軌跡を振り返り、新たな未来を問い直す90分です。

 

■場所:うるしの里会館内和室

■料金:500円

■登壇:

柴山修平(山の形 共同代表)

1984年生まれ。「山の形」共同代表。名城大学理工学部建築学科卒業後、山形の木工家具メーカー天童木工にデザイナーとして6年間在籍。山形を離れる直前に「山の形」として活動をはじめ、ものづくりを通して山形を伝える活動を各地で行いながら、 継ぎ残していきたい「道具」の姿を追っている。現在は空間設計・プロダクトデザインを中心として東京を拠点に活動している。主なWorksとして、山形駅待合室の県産材杉ベンチ(天童木工/2015年)、coshell chair(天童木工)、DMM.make、メルカリ、クラテラス(兵庫県たつの市)の設計など

 

堀内康広(クリエイティブディレクター/トランクデザイン株式会社 代表)

1 9 8 1 年兵庫県生まれ。幼い頃から絵や工作が好きで、中学生になると車のデザインに憧れるように。デザイン専門学校卒業後は印刷会社のデザイン部門に所属するかたわら、個人でオリジナルTシャツブランドを立ち上げ、制作と販売にいそしむ。独立は2 0 0 8 年。2 0 0 9 年に社名を「トランクデザイン」とし、神戸垂水・商大筋にオフィス&ショップを移転・リニューアル。以来、企業の広告宣伝ツールの制作から、新製品開発プロデュース、ブランディング全般に至るまで、幅広く手がけている。近年はクライアントワークだけでなく、自らが起点となりヒト・モノ・コトを結びつけ、新しい価値を総創造するセルフプロジェクトも多い。2 0 1 0 年、紙や活版印刷の魅力を伝える初の個展「Paper Design Show」開催。2 0 1 2 年には兵庫県のモノづくりを紹介する「H y o g o c r a f t」を立ち上げ、商品開発から流通支援、海外展開も行い、オリジナルプロダクト「森の器」や「iRoDoRi」、「megulu」、「Ku」、「Daily」、「Folder products」を展開している。2015年度経済産業省販路開拓事業more than projectでは、播州そろばんのプロジェクトマネージャーを務める。地元農家や障がい者福祉施設などと商品開発からブランディングいたるまでプロデュースし、地方ローカルでの活動も増えている。

 

ヤマシタケンタ(東シナ海の小さな島ブランド社 代表取締役)

1985年鹿児島県上甑島生まれ。JRA日本中央競馬会競馬学校中退後、きびなご漁船の乗組員を経て、京都造形芸術大学環境デザイン学科卒業。2009年株式会社くろちく[京都市]に入社。2011年、東シナ海の小さな島ブランド株式会社を創業。おもに農林水産物の生産から小売までを手掛け、宿泊事業や公共施設の運営など小さな拠点づくりに取り組むほか、中小企業庁ふるさとプロデューサーとして日本のおいしい風景をつくるをコンセプトに、地域ブランドの確立と未来のしごとづくりに尽力している。

10/21(日)12:50-14:20・移住EXPO:地域とイノベーション

地域にイノベーションを起こすために、地域外の人の関わりや活躍が重要だと言われます。そのためにはどんな仕掛けが必要なのか?全国から専門性の異なるメンバーが集い、産地とともに広義のデザインの力でプロジェクトを創出するXSCHOOL・内田氏。起業家が集い、加賀に新たな文化を創出するNext Commons Lab加賀・篠崎氏。全国の産地とともに大日本市博覧会をつくる中川政七商店・井上氏。それぞれの目線で、その本質を探ります。

 

■場所:うるしの里会館内和室

■料金:500円

■登壇:内田友紀(株式会社リ・パブリック 共同代表)

福井市出身。早稲田大学理工学部建築学科卒業後、メディア企業勤務を経てイタリア・フェラーラ大学大学院にてSustainable City Designを専攻。イタリア・ブラジル・チリなどでの地域計画プロジェクトに参画。現在はリ・パブリックにて福岡市・福井市などで都市型の事業創造プログラムの企画運営や、企業の研究開発領域での人材育成・環境構築などに携わる。内閣府地域活性化伝道師。

 

井上公平(株式会社中川政七商店 店舗開発/地域活性ディレクター)

1985年大阪府堺市生まれ。 関西学院大学社会学部卒業後、2008年株式会社ダンスミュージックレコードに入社。2年間、アナログレコードの通信販売、バイイングに携わった後、2010年に株式会社中川政七商店入社。入社後3年間は小売課に配属となり直営店舗の運営マネージメントを担当。その後、経営企画室に配属され、店舗開発として新店舗の起ち上げ業務を担当。2016年の創業300周年事業では岩手博覧会の実行委員長を経験。2017年より地域活性ディレクターとして、工芸産地の活性化事業に関わるようになる。

 

篠崎健治(Next Commons Lab 加賀 コーディネーター)

1987年生まれ。上智大学卒業後、政府系金融機関に就職し、秋田県→福井県と転勤。主に第一次産業(農家)向けの融資業務を担当。退職後はフリーランスへ転向しNext Commons Lab 加賀の立ち上げに参画。加賀市に移住した10名の起業家の事務局として、コーディネート及びインキュベーションを担う。一方、地域で生まれたものづくりが持続可能な産業になる社会を目指し「物産コーディネーター」としての起業に向け現在奮闘中。2児の父。

 

 

10/21(日)14:40-15:40・コミュニティデザインと地域

いま、地域にひそむ様々な課題を解決するため、コミュニティデザインの考え方が注目されています。デザインで課題解決に取り組む「Co.to.hana」は、「北加賀屋みんなのうえん」や「ひとしごと館」をはじめ、様々な地域で想いを持った人を支え、共に地域の未来をつくってきたNPO法人。コミュニティに入り込み、地域の主体的な取り組みを後押ししてきた考えや事例をまなび、地域にきっかけを与える糸口をまなびましょう。

 

■場所:うるしの里会館内和室

■料金:500円

■登壇:

西川 亮(デザイナー/NPO法人Co.to.hana 代表理事)

1986年大阪生まれ。神戸芸術工科大学を卒業後、NPO法人Co.to.hanaを設立。社会や地域の課題に対して、デザインが持つ「人に感動を与える力」、「ムーブメントを起こす力」、「人を幸せにする力」で解決を目指し活動。高校生のキャリア教育プログラム"いしのまきカフェ"やワークサポート施設"ハローライフ"でグッドデザイン賞。AERA/日本を突破する100人に選出。