RENEW 2018

NEWS

2018.09.07

クラウドファンディングがスタートしました。

Readyforにて、「クラウドファンディング型ふるさと納税」として「まち/ひと/しごと」のクラウドファンディングがスタートしました。

https://readyfor.jp/projects/machihitoshigoto-fukui

 

今年で4回目を迎えるRENEWが、特別企画として新たに挑戦するのが「まち/ひと/しごと -Localism Expo Fukui-」です。ものづくり・食・教育・福祉・コミュニティ・IT・防災といったキーワードを軸に、全国各地で社会的意義の高いプロジェクトに取り組む21団体が福井に集う、4日間限定のショップ型博覧会です。

 

活動に取り組む当事者から直に想いやストーリーを聞きながら、県内外の人々がこれからの地域のあり方、暮らしのあり方を捉え直す機会を提供したいと考えています。加えて、産地に2つの「気づき」をつくりたいと考えています。

 

1つ目は、産地の外側に向けた、「こんなまちがあるんだ」という気づきです。私たちが手にする商品には、必ず誰かの手が関わっています。しかし、それを想像することは簡単ではありません。実際にものが生み出される産地の職人と交流することにより、商品の裏側にいる人や技術、想いを知ることで、「産地のファン」が一人でも増えたらと思っています。

 

2つ目は、産地の内側に向けた「自分たちの商品の価値と、人々が求めているもの」への気づきです。丹南エリアは、下請け加工中心にものづくりに取り組んできた歴史があり、消費者の顔を見る機会は決して多くありませんでした。RENEWによって、自社の商品を使う人々と交流する機会を通じ、「自分たちのまちや、自分たちのものづくりを素敵だと言ってくれる人がいる」ということや、「いまの人々は、こんなものを求めているのか」ということを気づいてほしいと願っています。

 

私たちがRENEWを始めたきっかけは、「10年、20年、30年先もこの産地は続いているんだろうか?」という危機感でした。


RENEWではさらなる未来を見据え、ものづくりはもちろんのこと、新しい持続可能な未来のあり方を提案していきたいと考えています。そのためには、全国で同時多発的に行われている様々な取り組みを学び、多様な側面から、これまで当たり前だと考えていた物事を、丁寧にひとつひとつ見直していく必要があります。

決して簡単な取り組みではありません。しかし、福井県丹南エリアは、永らくものづくりに携わり、変化し続けてきたまち。そして同時に若い移住者が増え、少しずつ変革の機運が高まっているまちです。

このまちであれば、持続可能な未来を描いていける可能性は、十分にあると私たちは信じています。

 

「まち/ひと/しごと -Localism Expo Fukui-」は、その第一歩です。


福井から繋がり、気づきをつくる。「まち/ひと/しごと」開催!

https://readyfor.jp/projects/machihitoshigoto-fukui

本プロジェクトは福井県が「クラウドファンディング型ふるさと納税」の対象事業として認定しています。寄附の方法は通常のクラウドファンディングと同じですが、実質負担2千円で寄附できるメリットがあります。(ただし、上限があります。詳細は福井県のHPをご覧ください。)