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3月の開催に向けて学び合う「出展者向けRENEW」を行いました!

10/8-10の現地開催が延期になり、3月の開催に向けて準備を進めているRENEW。その一環として10/8-10の3日間、出展者のみでお互いの工房を巡る「出展者向けRENEW」を開催しました。期間中は34の工房が解放され、工房見学のほかワークショップを開催する企業もあり、職人としてお客様として、2つの目線を持って体験していただきました。

 

参加者の中には、見学受け入れの日程をずらしてお互いの工房に訪ね合う企業同士や、RENEWのサークル団体である「あかまる隊」と一緒に巡る職人さんの姿も。出展者向けRENEWは、他企業の取り組みを知ることができ、それぞれの産地を行きかう交流の場としても有意義な取り組みとなりました。

 

 

それでは早速、開催の様子を一部写真と一緒にご紹介いたします!

 

越前焼の窯元「風来窯」で工房見学をする職人さんとあかまる隊。

 

風来窯では、越前焼の箸置きを作るワークショップも体験!

 

 

工房だけでなく、ものづくりを支える卸業者も参加。写真は眼鏡に関する機械や工具などを扱う企業の「晃梅」。2階には展示のように様々な眼鏡の工具が並べられており、ひとつひとつ丁寧に説明してくださいました。

 

 

こちらは和紙の問屋である「山岸和紙店」。これまであまりお客様を案内することのなかった倉庫に潜入!色とりどりの和紙ロールが並ぶ様は見応え抜群。なかなか見ることの出来ない光景に参加者も思わず前のめりに。

 

 

こちらは越前漆器の工房「漆琳堂」でのひとこま。普段は和紙を漉いている職人さんが、漆器づくりの工程を実際に体験している様子です。出展者向けRENEWでは、職人さんが他産業の理解を深めるきっかけにもなりました。

 

 

後日参加した方々に感想をお聞きしたところ
「RENEW期間中はずっと自分の工房にいて、他の工房をみることができなかったから、この機会に見れてよかったです!」
「他の工房を巡ることで、どんなふうに見せたらよりお客様に伝わるのか参考にできることがありました!」
などの声があがり、新たな発見と学びの場になったようです。

 

また他にも
「今まで他の産業のことをあまり知らなかったので、この機会により深く知れて良かった」
「他の産地のものづくりが見れてとても面白かったです!良い体験になりました」
などの声も上がり、他産地同士の結びつきをより深めることができました。

 

出店者向けRENEWの開催後には参加した企業の方も、参加出来なかった企業の方も一緒に、今回の取り組みで得た”気付き”を共有し合う場を設けました。たくさんの体験談や思いが飛び交い、「率直な意見や感想をもらえるのがありがたい。3月の開催までに改善できるとこは改善して、より一層お客様に魅力が伝わるように取り組んでいきたい!」と、企業の方々も意気込んでいらっしゃいました。

 

参加者の一人一人が、このチャンスに学び取ろう!より良いモノを作ってお客様に届けよう!と前のめりな姿勢で取り組まれている姿は「RENEWの芯はここにある」と感じずにはいられませんでした。

 


3月の開催時には、よりパワーアップしたRENEWを皆様にお届けいたしますので、ぜひ現地に足を運んでくださいね。

 

【RENEW/2021 開催概要】
・開催日:2022年3月11日(金)~13日(日)
・会場:福井県鯖江市・越前市・越前町全域
・総合案内:うるしの里会館(〒916-1221 福井県鯖江市西袋町40-1-2)
※感染対策を徹底し、現地開催を行います。
※コロナウイルス感染拡大の状況によっては、開催を中止する場合がございます。

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