「箸」という漢字の部首は、竹かんむり。日本のお箸の歴史は、竹からはじまりました。
美しく「いただく」を大切にする日本人の食事に、軽くて繊細な竹のお箸は欠かせません。しかし、今では安い海外の木材やプラスチックで作られたお箸が主流になりました。
ほんとうの日本のお箸は、食卓から姿を消しつつあります。
それだけではありません。箸の原料として竹を使わなくなったことで、竹を切る人たちが減り、里山が荒れ果ててしまいました。生長の早い竹は、持続的な資源として今や世界中で注目されています。
竹のお箸をもういちど日本の食卓に普及させることで、日本人と竹との共生を取り戻す。これがヤマチクの使命です。