RENEW/2022を支える企業たち【RENEW協賛企業特集】 | RENEW 2022

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2022.09.12

RENEW/2022を支える企業たち【RENEW協賛企業特集】

工房企業88社が参加し、延べ26,000人の来場者をお迎えした前回。今年RENEW/2022には101社が参加し、さらに多くの方々の来場が予想されます。
気づけば大規模になったRENEW。毎年開催から閉幕までやり遂げられるのも、地元企業や地域の方々のご協力のおかげです。


今回は、その中でも特に「協賛」という形でRENEWを応援してくださっている企業のみなさまをご紹介。
どの企業もユニークな取り組みをされているので、ぜひチェックしてみてくださいね!

Hacoa

2001年に誕生したオリジナル木工ブランドです。ハコアの母体となる工房は伝統工芸士・山口怜示が1962年福井県鯖江市に創業。1500年もの歴史を誇る越前漆器の産地にて、漆器の中でも「箱もの」といわれるお盆やお膳などの漆を塗る前の木地作りに従事し、生きている木と対峙する中でその技術を身につけてきました。
ハコアではその永年のものづくりで培ってきた技術力と伝統をベースに、インテリア用品やキッチン、ステーショナリー、PC周りのアイテムに至るまで、領域にとらわれない空間全体へのアプローチを視野に入れたものづくりを、デザインから製作まで一貫して行っています。
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KISSO


あそこに行けば面白いなにか、新しい何か、ユニークな何かが見つかる。キッソオは眼鏡の材料商社として、世界と鯖江のモノづくりをつなぐ会社です。調達力やネットワーク、既成概念にとらわれない独自の発想を活かして、日々新たな挑戦を続けています。その一つが「世界にひとつ」が見つかるアクセサリーブランド『KISSO』。色鮮やかでわくわくするアクセサリーを展開しています。モノ・情報・人でビジネスや地域を「つなぐ」キッソオ、モノづくりで彩りのある毎日を「つなぐ」KISSO。
どちらも、業態や既成の枠組みにとらわれることなく、次々に新しい切り口から、『つなぐから生まれる楽しさ』を創造し、提供していきます。 
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卯立の工芸館

江戸時代の紙漉き家屋を移築復元した「卯立の工芸館」は、伝統工芸士が昔ながらの道具を使い、紙を漉く様子が見学できる、全国でも唯一の場所です。1階は伝統工芸士の作業場と、クラフトスペースになる土間、いろりのある和室があります。2階では和紙にまつわる企画展が随時行われています。また、昔ながらの道具・原料を用い、伝統工芸士の指導のもとでチャレンジする本格的な「流し漉き」体験講座を行っています。個人のお客様、団体のお客様とも受け入れ可能です(要予約)。1500年続く、紙漉きの技術をぜひとも見て、感じてください。
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タケフナイフビレッジ

13社の刃物会社が共同で運営を行っている、ものづくりを「見る」「学ぶ」「作る」「買う」ことができる総合施設。無料で見学できる共同工房は全国でもここだけ。鍛造と研ぎの技術だけでなく、ベテラン職人と刃物好きの若者が切磋琢磨する姿をご覧いただけます。2020年8月にリニューアルオープンしたショップには、海外で人気のダマスカス包丁やナイフがずらりと並び、直売価格で手に入るのも魅力。家族連れでもお一人でも楽しめる、新しいタケフナイフビレッジへ是非お越しください。
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漆琳堂

漆琳堂は創業1793年(寛政5年)。福井県鯖江市で代々漆業に携わってきました。 自社ブランド「aisomo cosomo」や「お椀や うちだ」を発表し、2020年には長年受け継がれてきた漆塗りの技術を基に「RIN&CO.」をデビューさせました。2016年本社工房の地に新しく直営店をオープン。
自社ブランドの他、1000種以上にも及ぶ業務用のお椀など、江戸時代から八代続く漆琳堂の仕事の数々を手にとってご覧いただけます。この地で育まれ、受け継がれてきた漆のモノづくりと、先人より引き継いできたものを次の世代へと引き継ぎながら、漆とお椀の文化を発信しております。
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乾レンズ

私たちは、サングラスを通じて皆さんの大切な眼を紫外線などから守る企業です。1953年から一筋にそれだけを創り続け、現在はブランドサングラスのレンズ製造や自社ブランド「オールタイムサングラス」「贈りものルーペ」など身近なレンズに関わる商品を企画・製造販売しております。サングラスにおいてはレンズが主役と位置づけ、快適な鯖江の眼鏡とのコラボで史上最高の逸品が生まれます。
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サカエマーク

株式会社サカエマークは、特殊印刷を得意とする鯖江の印刷会社です。シール印刷・オフセット印刷・オンデマンド印刷・特殊印刷を行っています。めがねの街鯖江で、めがね製品に関する下札やパッケージ、シール印刷を手がけて50年。デザインから印刷、加工まで「自社内一貫生産」を確立し、お客様のあらゆるニーズに迅速に対応しています。
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紙の文化博物館

「紙の文化博物館」では1500年の歴史を誇る越前和紙の発祥や人々の営みを学んでいただけます。別館では伝統ある奉書紙や鳥の子紙をはじめ、様々な技法を用いた産地を代表する和紙、創作的な襖や壁紙など、約360点を展示。越前和紙の多様さをご覧いただけます。
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土直漆器

福井県鯖江市河和田を中心とする越前漆器は、その地域全体で分業体制が確立しており、素地作りや塗り、加飾など様々な工程を高度に専門化することで美しく堅牢な作品を生産しています。土直漆器では、それぞれ専門の職人を抱え、素地作り以外の全工程(下地、中塗、上塗、蒔絵)を同じ工場内で細かい意思疎通を図りながら作業を進めます。
伝統的「技」を伝承する一級技能士を含めた熟練のスタッフと女性を含む若いスタッフが多いのも特徴です。ベテランスタッフの伝統技術と若手スタッフの新しい発想、デザイン力をうまく融合し現代のニーズに応えたモノ作りを行っています。厳しい練磨を重ねてきた職人の技と伝統を重んじつつ、自由な発想で常に新しいことに取り組んでいる土直漆器の逸品をぜひお楽しみください。
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谷口眼鏡

1957年創業のプラ枠一筋に作り続ける眼鏡工場です。2017年、谷口眼鏡は60周年を迎え、新たにコーポレートメッセージ「よりそう、めがね」を掲げました。これは、自分たちがこれまでいちばん大切にしてきたこと、同時に次の60年も大切にしていくこと。製品をはじめ、すべての事柄で「よりそう」ことを大切にしていきます。その掛け心地を体験してみてはいかがでしょうか。
イベント開催中は職人の仕事風景をご覧いただける工房見学、めがねを作ることが出来る「めがねづくりワークショップ」を開催。オリジナルブランド「TURNING」「tesio」の試着・販売ができるストアもオープンします。ぜひお立ち寄りください。
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TSUGI(SAVA!STORE)

私たちTSUGIは、福井県鯖江市を拠点に活動するデザイン事務所です。2013年に結成し、以降産地の未来を醸成する様々なプロジェクトを展開した後、2015年に法人化。“支える・作る・売る・醸す”を軸に、グラフィックデザインをはじめ、商品開発、販路開拓までを一貫して行っています。
TSUGIという名前は“次”の時代に向けて、その土地の文化や技術を引き“継ぎ”、新たな関係性を“接ぐ”という思いが込められており、地域に何が大切で何が必要かという問いに対して、リサーチと実践を繰り返しながら、領域を横断し、これからの時代に向けた創造的な産地づくりを行っています。
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ヤマト工芸

1500年の歴史をもつ越前漆器の産地で永く漆器の木地作りをやってきた会社です。手作りには地道さと勤勉さが要求される漆器。時代が変わり、生活環境やライフスタイルが変わっても、そのひとつひとつの商品を手仕事で仕上げています。仕事に傾ける誇りと熱意はどんなメガブランドよりも大きくありたい。当社、今年で50年です、継続するために取り組んで来た事は、その時代にあった商品作りと、木材を使うために自然環境問題、近年はSDGsとCO2の取り組みSDGsはホームページに、CO2は世界基準認定本部がスイスにあり、認定されるためデータを分析中です。
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BOSTON CLUB

2017年10月、本社横に隣接する築45年の古いビルをリノベーションし、鯖江では初のメーカー直営店を構える「ボストンクラブビル」をオープン。1階は自社4ブランドの全てが一堂に揃う、充実の品揃えのショップ。2階は代表ブランド「JAPONISM」の初期モデルから、歴代モデルをアーカイブしたミュージアム。3階は3Dプリンターや3D切削機、研磨機等の設備を揃え、新商品の開発やプロト品を製作するラボスペース。4階はセミナー、ワークショップ等も行うことのできる多目的スペースとなっており、ビル全体で本物の良さに触れ、眼鏡づくりの背景を知ったうえで、お気に入りの1本を購入できる魅力的な新スポットとなっています。
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パピルス館

「パピルス館」では世界に一つだけの名刺やハガキ、和紙の灯り作りを20〜40分でお楽しみいただけます。併設する「和紙処えちぜん」は、産地組合の直売店。書画用紙はもちろん、和紙の名刺入れやバッグなどの雑貨も豊富に揃っており、きっとお気に入りの一品が見つかるはずです。全国発送にも対応。越前和紙の魅力をたっぷり感じながら、ゆっくりとお買い物をお楽しみください。
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越前陶芸村

越前焼のすべてを体感する総合施設。 研究拠点「越前古窯博物館」、越前焼を体験する 「福井県陶芸館」、岡本太郎等の作品を展示する「陶彫広場」、直売所の「越前焼の館」など、様々な施設が一体となっています。
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刃物の里

越前打刃物は南北朝時代の刀匠、千代鶴国安に始まり、約700年の歴史がある。1979年には刃物産地としては全国で最初に国の伝統的工芸品に指定された。越前打刃物振興施設「刃物の里」は、越前打刃物の技術の継承と歴史・文化の発信を目的として平成30年8月24日に新しくオープンした施設。歴史や技術などを紹介する展示棟、後継者育成や実演などを行う工房棟と、講習や各種教室などが行える研修棟がある。後継者を育てるとともに観光客向けに歴史や製造工程をPRする。伝統工芸士による包丁の火造鍛造の実演や、刃物の手研ぎ教室など各種イベントも開催。(不定期)
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めがねミュージアム

福井県は、国内生産フレームの9割以上のシェアを持つ「めがねの産地」です。伝統の技を受け継いだ職人の手によってつくられためがねは、日本の優れたモノづくり技術のひとつ。100余年の歴史の中で常に進化し続けるめがねを「めがねミュージアム」でご堪能ください。一般社団法人福井県眼鏡協会の直営ショールームである、「めがねミュージアム」には、Made In JAPANの最新モデルが購入できる「めがねショップ」、めがね素材を使った手作りを体験できる「体験工房」、めがねの歴史をより深く知ることができる「めがね博物館」など、めがねを見て、触れて、体験できる場をご用意しております。
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百聞は一見にしかず。生の現場をご体感あれ。

職人さんの仕事を見て、職人さんと対話し、ものづくりを体験する、それがRENEWの魅力です。今回紹介したのは、各工房企業のほんの一部分。どの工房企業にも、文章では語りきれない歴史と変化、そして愛が詰まっています。ぜひ現地に足を運んでみてくださいね。

 

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