RENEW/2024を支える企業たち【RENEW協賛企業特集】
秋らしい気候と共に徐々に今年のRENEWの開催も近づいてきました。
毎年多くの地元企業や地域の方々にご協力いただき、開催から閉幕までやり遂げることができていますが、今回は、その中でも特に「協賛」という形でRENEWを応援してくださっている企業のみなさまをご紹介。
どの企業もユニークな取り組みをされているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
Hacoa
2001年に誕生したオリジナル木工ブランドです。ハコアの母体となる工房は伝統工芸士・山口怜示が1962年福井県鯖江市に創業。1500年もの歴史を誇る越前漆器の産地にて、漆器の中でも「箱もの」といわれるお盆やお膳などの漆を塗る前の木地作りに従事し、生きている木と対峙する中でその技術を身につけてきました。
ハコアではその永年のものづくりで培ってきた技術力と伝統をベースに、インテリア用品やキッチン、ステーショナリー、PC周りのアイテムに至るまで、領域にとらわれない空間全体へのアプローチを視野に入れたものづくりを、デザインから製作まで一貫して行っています。
KISSO
あそこに行けば面白いなにか、新しい何か、ユニークな何かが見つかる。キッソオは眼鏡の材料商社として、世界と鯖江のモノづくりをつなぐ会社です。調達力やネットワーク、既成概念にとらわれない独自の発想を活かして、日々新たな挑戦を続けています。その一つが「世界にひとつ」が見つかるアクセサリーブランド『KISSO』。色鮮やかでわくわくするアクセサリーを展開しています。モノ・情報・人でビジネスや地域を「つなぐ」キッソオ、モノづくりで彩りのある毎日を「つなぐ」KISSO。
どちらも、業態や既成の枠組みにとらわれることなく、次々に新しい切り口から、『つなぐから生まれる楽しさ』を創造し、提供していきます。
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漆琳堂
漆琳堂は創業1793年(寛政5年)。福井県鯖江市で代々漆業に携わってきました。 自社ブランド「aisomo cosomo」や「お椀や うちだ」を発表し、2020年には長年受け継がれてきた漆塗りの技術を基に「RIN&CO.」をデビューさせました。2016年本社工房の地に新しく直営店をオープン。
自社ブランドの他、1000種以上にも及ぶ業務用のお椀など、江戸時代から八代続く漆琳堂の仕事の数々を手にとってご覧いただけます。この地で育まれ、受け継がれてきた漆のモノづくりと、先人より引き継いできたものを次の世代へと引き継ぎながら、漆とお椀の文化を発信しております。
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乾レンズ
私たちは、サングラスを通じて皆さんの大切な眼を紫外線などから守る企業です。1953年から一筋にそれだけを創り続け、現在はブランドサングラスのレンズ製造や自社ブランド「オールタイムサングラス」「贈りものルーペ」など身近なレンズに関わる商品を企画・製造販売しております。サングラスにおいてはレンズが主役と位置づけ、快適な鯖江の眼鏡とのコラボで史上最高の逸品が生まれます。
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サカエマーク
株式会社サカエマークは、特殊印刷を得意とする鯖江の印刷会社です。シール印刷・オフセット印刷・オンデマンド印刷・特殊印刷を行っています。めがねのまち鯖江で、めがね製品に関する下札やパッケージ、シール印刷を手がけて50年。デザインから印刷、加工まで「自社内一貫生産」を確立し、お客様のあらゆるニーズに迅速に対応しています。
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龍泉刃物
龍泉刃物は、昭和28年、越前の地に700年伝わる「越前打刃物」(日本の伝統工芸指定)の伝統的技術を用いた刃物の製造を開始しました。近年では、素材特性を最大限引き出すべく、独自の鍛造・熱処理・刃砥ぎ・プレス・溶接の加工技術を取り入れながら刃物の可能性を拡げ、新分野としてカトラリーやステーショナリーなどのものづくりにも着手。その卓越した技術と洗練されたデザインは世界中で高く評価されています。越前に誇れるものづくりを継承していきながら、世界に向け信頼と実績のあるブランドのブランドの確立を目指してまいります。
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土直漆器
福井県鯖江市河和田を中心とする越前漆器は、その地域全体で分業体制が確立しており、素地作りや塗り、加飾など様々な工程を高度に専門化することで美しく堅牢な作品を生産しています。土直漆器では、それぞれ専門の職人を抱え、素地作り以外の全工程(下地、中塗、上塗、蒔絵)を同じ工場内で細かい意思疎通を図りながら作業を進めます。
伝統的「技」を伝承する一級技能士を含めた熟練のスタッフと女性を含む若いスタッフが多いのも特徴です。ベテランスタッフの伝統技術と若手スタッフの新しい発想、デザイン力をうまく融合し現代のニーズに応えたものづくりを行っています。厳しい練磨を重ねてきた職人の技と伝統を重んじつつ、自由な発想で常に新しいことに取り組んでいる土直漆器の逸品をぜひお楽しみください。
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谷口眼鏡
1957年創業のプラ枠一筋に作り続ける眼鏡工場です。2017年、谷口眼鏡は60周年を迎え、新たにコーポレートメッセージ「よりそう、めがね」を掲げました。これは、自分たちがこれまでいちばん大切にしてきたこと、同時に次の60年も大切にしていくこと。製品をはじめ、すべての事柄で「よりそう」ことを大切にしていきます。ぜひ、その掛け心地を体験してみてください。イベント開催中は職人の仕事風景をご覧いただける工房見学、めがねを作ることが出来る「めがねづくりワークショップ」を開催。オリジナルブランド「TURNING」「tesio」の試着・購入ができる限定ストアもオープンします。
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TSUGI(SAVA!STORE)
私たちTSUGIは、福井県鯖江市を拠点に活動するデザイン事務所です。2013年に結成し、以降産地の未来を醸成する様々なプロジェクトを展開した後、2015年に法人化。“支える・作る・売る・醸す”を軸に、グラフィックデザインをはじめ、商品開発、販路開拓までを一貫して行っています。
TSUGIという名前は“次”の時代に向けて、その土地の文化や技術を引き“継ぎ”、新たな関係性を“接ぐ”という思いが込められており、地域に何が大切で何が必要かという問いに対して、リサーチと実践を繰り返しながら、領域を横断し、これからの時代に向けた創造的な産地づくりを行っています。
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ヤマト工芸
1500年の歴史をもつ越前漆器の産地で永く漆器の木地作りをやってきた会社です。手作りには地道さと勤勉さが要求される漆器。時代が変わり、生活環境やライフスタイルが変わっても、そのひとつひとつの商品を手仕事で仕上げています。仕事に傾ける誇りと熱意はどんなメガブランドよりも大きくありたい。当社は今年で創立51年を迎えますが、ここまで事業を継続するために取り組んで来た事は、その時代にあった商品作りと、木材を使うために自然環境問題です。近年はSDGsやCO2削減に取り組んでいます。
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BOSTON CLUB
2017年10月、本社横に隣接する築45年の古いビルをリノベーションし、鯖江では初のメーカー直営店を構える「ボストンクラブビル」をオープン。1階は自社4ブランドの全てが一堂に揃う、充実の品揃えのショップ。2階は代表ブランド「JAPONISM」の初期モデルから、歴代モデルをアーカイブしたミュージアム。3階は3Dプリンターや3D切削機、研磨機等の設備を揃え、新商品の開発やプロトタイププロト品を製作するラボスペース。4階はセミナー、ワークショップ等も行うことのできる多目的スペースとなっており、ビル全体で本物の良さに触れ、眼鏡づくりの背景を知ったうえで、お気に入りの1本を購入できる魅力的な新スポットとなっています。
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大音師漆器店
鯖江市にて明治の後期より100年以上、越前漆器の角物(板物)塗りの製造販売を営んでいます。現在は四代目の当主(伝統工芸士)を筆頭に伝統的技法である「布着せ本堅地」塗りを中心に継承している工房です。全国の和食店様向けの器や現代の生活様式に合ったものづくりをご提案しています。商品の用途に合った木を選び、様々な塗りを選択し、想いを込めて1つ1つ手作業で製作しています。最近は、角物以外の箸や椀・カップ・酒器など個人ユーザー様向けの商品開発にも力を入れています。
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職人さんの仕事を見て、職人さんと対話し、ものづくりを体験する、それがRENEWの魅力です。
今回紹介したのは、各工房企業のほんの一部分。どの工房企業にも、文章では語りきれない歴史と変化、そして愛が詰まっています。ぜひ現地に足を運んでみてくださいね。