くたばってたまるか。
このまちはいつも知恵を絞ってきた。
雪深い土地だからこそはじまったものづくり。
先人たちは生きていくために腕を磨き、競い合うことで、
いつしかまち全体がひとつの大きな工場になった。
高度経済成長期の活気。バブル崩壊後の停滞。
酸いも甘いも経験しながら、振り落とされないように、
このまちは時代の声に合わせて常に変化してきた。
そしてコロナ時代。
年内廃業の可能性が約4割と、
伝統工芸の窮状が叫ばれている中、
それでもこのまちは前を向いて行動する。
もう一度知恵を絞り、
これからの時代に合った新たなアクションを。
さらに変わり続ける産地のチャレンジをぜひ見て欲しい。
変わり続ける産地の、変えていく未来。
私たちの大きな熱量が、誰かの灯火になるように。