RENEW/2023を支える企業たち【RENEW協賛企業特集】 | RENEW 2023

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2023.09.20

RENEW/2023を支える企業たち【RENEW協賛企業特集】

延べ37,000人の来場者をお迎えした昨年のRENEW。今年RENEW/2023には94社が参加し、さらに多くの方々の来場が予想されます。気づけば大規模になったRENEW。毎年開催から閉幕までやり遂げられるのも、地元企業や地域の方々のご協力のおかげです。

 

今回は、その中でも特に「協賛」という形でRENEWを応援してくださっている企業のみなさまを紹介。どの企業もユニークな取り組みをされているので、ぜひチェックしてみてくださいね!

                

漆琳堂(漆器)                        

漆琳堂は創業1793年(寛政5年)。福井県鯖江市で代々漆業に携わってきました。 自社ブランド「aisomo cosomo」や「お椀や うちだ」を発表し、2020年には長年受け継がれてきた漆塗りの技術を基に「RIN&CO.」をデビューさせました。2016年本社工房の地に新しく直営店をオープン。

自社ブランドの他、1000種以上にも及ぶ業務用のお椀など、江戸時代から八代続く漆琳堂の仕事の数々を手にとってご覧いただけます。この地で育まれ、受け継がれてきた漆のモノづくりと、先人より引き継いできたものを次の世代へと引き継ぎながら、漆とお椀の文化を発信しております。

 

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Hacoa(木工)                        

2001年に誕生したオリジナル木工ブランドです。Hacoaの母体となる工房は伝統工芸士・山口怜示が1962年福井県鯖江市に創業。1500年もの歴史を誇る越前漆器の産地にて、漆器の中でも「箱もの」といわれるお盆やお膳などの漆を塗る前の木地作りに従事し、生きている木と対峙する中でその技術を身につけてきました。

Hacoaではその永年のものづくりで培ってきた技術力と伝統をベースに、インテリア用品やキッチン、ステーショナリー、PC周りのアイテムに至るまで、領域にとらわれない空間全体へのアプローチを視野に入れたものづくりを、デザインから製作まで一貫して行っています。

 

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土直漆器(漆器)                       

福井県鯖江市河和田を中心とする越前漆器は、その地域全体で分業体制が確立しており、素地作りや塗り、加飾など様々な工程を高度に専門化することで美しく堅牢な作品を生産しています。土直漆器では、それぞれ専門の職人を抱え、素地作り以外の全工程(下地、中塗、上塗、蒔絵)を同じ工場内で細かい意思疎通を図りながら作業を進めます。

 

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谷口眼鏡(眼鏡)                        

1957年創業のプラ枠一筋に作り続ける眼鏡工場です。

2017年、谷口眼鏡は60周年を迎え、新たにコーポレートメッセージ「よりそう、めがね」を掲げました。これは、自分たちがこれまでいちばん大切にしてきたこと、同時に次の60年も大切にしていくこと。製品をはじめ、すべての事柄で「よりそう」ことを大切にしていきます。その掛け心地を体験してみてはいかがでしょうか。

 

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TSUGI(SAVA!STORE)(その他)               

私たちTSUGIは、福井県鯖江市を拠点に活動するローカルクリエイティブカンパニーです。2013年に結成し、以降産地の未来を醸成する様々なプロジェクトを展開した後、2015年に法人化。“支える・作る・売る・醸す”を軸に、グラフィックデザインをはじめ、商品開発、販路開拓までを一貫して行っています。TSUGIという名前は“次”の時代に向けて、その土地の文化や技術を引き“継ぎ”、新たな関係性を“接ぐ”という思いが込められており、地域に何が大切で何が必要かという問いに対して、リサーチと実践を繰り返しながら、領域を横断し、これからの時代に向けた創造的な産地づくりを行っています。

 

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ヤマト工芸(漆器)                         

1500年の歴史をもつ越前漆器の産地で永く漆器の木地作りをやってきた会社です。手作りには地道さと勤勉さが要求される漆器。時代が変わり、生活環境やライフスタイルが変わっても、そのひとつひとつの商品を手仕事で仕上げています。仕事に傾ける誇りと熱意はどんなメガブランドよりも大きくありたい。当社は今年で創立50年を迎えますが、ここまで事業を継続するために取り組んで来た事は、その時代にあった商品作りと、木材を使うために自然環境問題です。近年はSDGsやCO2削減に取り組んでいます。

 

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BOSTON CLUB(眼鏡)                       

2017年10月、本社横に隣接する築45年の古いビルをリノベーションし、鯖江では初のメーカー直営店を構える「ボストンクラブビル」をオープン。1階は自社4ブランドの全てが一堂に揃う、充実の品揃えのショップ。2階は代表ブランド「JAPONISM」の初期モデルから、歴代モデルをアーカイブしたミュージアム。3階は3Dプリンターや3D切削機、研磨機等の設備を揃え、新商品の開発やプロト品を製作するラボスペース、4階はセミナー、ワークショップ等も行うことのできる多目的スペースとなっており、ビル全体で本物の良さに触れ、眼鏡づくりの背景を知ったうえで、お気に入りの1本を購入できる魅力的な新スポットとなっています。

 

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乾レンズ/Lens Park(レンズパーク)(眼鏡)              

福井県鯖江市は、眼鏡フレーム国内シェアナンバーワンのまち。私たち乾レンズは1953年の創業以来、眼鏡やサングラスを通して日々の暮らしを快適に過ごしてもらうため、数々のレンズ製品をつくってきました。そんな私たちのレンズ工場の隣にオープンしたLensPark(レンズパーク)は、目を守り、暮らしを楽しむことをテーマにした複合施設です。ギャラリーでレンズを選ぶ人、カフェで一息つく人、ショッピングを楽しむ人。それぞれが交わることを目指しています。さまざまな機能のレンズの中から自分にぴったりのレンズと出会い、“目を守る”ことの大切さを感じてみてください。

 

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サカエマーク(その他)                      

株式会社サカエマークは、特殊印刷を得意とする鯖江の印刷会社です。シール印刷・オフセット印刷・オンデマンド印刷・特殊印刷を行っています。めがねの街鯖江で、めがね製品に関する下札やパッケージ、シール印刷を手がけて50年。デザインから印刷、加工まで「自社内一貫生産」を確立し、お客様のあらゆるニーズに迅速に対応しています。

 

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キッソオ(眼鏡)                         

あそこに行けば面白いなにか、新しい何か、ユニークな何かが見つかる。キッソオは眼鏡の材料商社として、世界と鯖江のモノづくりをつなぐ会社です。調達力やネットワーク、既成概念にとらわれない独自の発想を活かして、日々新たな挑戦を続けています。その一つが「世界にひとつ」が見つかるアクセサリーブランド『KISSO』。色鮮やかでわくわくするアクセサリーを展開しています。モノ・情報・人でビジネスや地域を「つなぐ」キッソオ、モノづくりで彩りのある毎日を「つなぐ」KISSO。

どちらも、業態や既成の枠組みにとらわれることなく、次々に新しい切り口から、『つなぐから生まれる楽しさ』を創造し、提供していきます。

 

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百聞は一見にしかず。生の現場をご体感あれ。

職人さんの仕事を見て、職人さんと対話し、ものづくりを体験する、それがRENEWの魅力です。今回紹介したのは、各工房企業のほんの一部分。どの工房企業にも、文章では語りきれない歴史と変化、そして愛が詰まっています。ぜひ現地に足を運んでみてくださいね。