越前打刃物は、南北朝時代 刀匠千代鶴国安の越前府中定住に始まり、約700年の歴史がある。1979年打刃物としては全国初の国伝統的工芸品に指定。当施設は、越前打刃物の技術の継承と歴史・文化の紹介を目的として平成30年8月にオープン。5年を経過しイメージアップを図るために愛称を公募し、令和5年4月1日より「越前千代鶴の館」に改めました。
歴史や技術などを紹介する展示棟、後継者育成や実演などを行う工房棟、講習や各種教室などを行う研修棟がある。「刃物の里」エリアの打刃物工房群の拠点施設として、観光客等にPRするために、鍛冶職人による「実演語り部」(週4日程度)や刃物の手研ぎ教室など各種イベントを充実開催(不定期)。