[登壇]
小倉 ヒラク(発酵デザイナー)
「見えない発酵菌たちのはたらきを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、全国の醸造家や研究者たちと発酵・微生物をテーマにしたプロジェクトを展開。東京農業大学で研究生として発酵学を学んだ後、山梨の山の上に発酵ラボをつくり日々菌を育てながら微生物の世界を探求している。アニメ『てまえみそのうた』でグッドデザイン賞2014を受賞。著書に『発酵文化人類学』『日本発酵紀行』。YBSラジオ『発酵兄妹のCOZY TALK』パーソナリティ。2020年4月に下北沢に店舗『発酵デパートメント』オープン。
小野 裕之(発酵デザインラボ 取締役CFO)
1984年岡山県生まれ。中央大学総合政策学部卒。ソーシャルデザインをテーマにしたウェブマガジン「greenz.jp」を運営するNPO法人グリーンズの経営を6年務めた後、事業開発・再生のプロデュース機能をO&G合同会社として分社化、代表に就任。greenz.jpビジネスアドバイザー。 ジュエリーブランドSIRI SIRI共同代表。おむすびスタンド ANDON共同オーナー。下北沢BONUSTRACKを運営する 散歩社 代表取締役。発酵デザインラボ(発酵デパートメント)取締役CFO。
寺田千夏(本展 アートディレクター)
デザイナー/アートディレクター
大阪府生まれ。京都精華大学人文学部社会メディア学科卒業。デザインスタジオTSUGI.llcの法人化を機に2015年福井県へ移住。ものづくりの祭典 RENEWのアートディレクションや、スーベニアショップ SAVA!STOREの立ち上げなど、様々なものづくりの事業に携わる。
2021年フリーランスとして独立後も、福井を拠点にしながら多岐に渡るデザインを手がけている。
福井県立鯖江高等学校准教諭(2021-)/ててて協働組合事務局(2021-)
内田 裕規(HUDGE 代表)
1976年福井県越前市(旧今立町)生まれ。デザインブランディング会社「株式會社ヒュージ」代表。文化創造拠点「FLAT」や、工芸を繋ぐ場「CRAFT BRIDGE」を仲間と共に創設。一般社団法人「北陸古民家再生機構」理事も務め、地域のリノベーションにも積極的に活動。「浜町パン祭」「発酵夜市」「千年未来工藝祭」など様々なイベントの企画プロデュース/ディレクションにも携わりながらカテゴリーを越えた働き方を実験的に行っている。
多田 健太郎(米五 代表取締役)
1984年福井県福井市生まれ。大阪大学基礎工学部卒業。システムエンジニアを経て、2014年に家業の(株)米五へ入社。2018年には、みそを楽しんでもらえる複合施設として「みそ楽」をオープン。味噌の量り売りなどを行う直営店のほか、カフェや体験教室なども併設している。2021年6月に代表取締役に就任し、12代目となる。
[登壇]
井上 孝之(井上徳木工)
井上徳木工2代目木地師
小箱や盆など角物と呼ばれる越前漆器の伝統的な形や技術を継承しつつ曲げわっぱなどの曲げ物技法も取り入れた幅広い木製品を製作している。
また通常は漆塗りで隠れてしまう加工の技術や製作過程でしか見れない造形美を活かす木地やオリジナルブランド『Lr 』を展開中。
廣瀬 康弘(丸廣意匠)
1975年福井生まれ。高校卒業後、眼鏡会社にて塗装、メッキを習う。その後業務用漆器販売の営業に携わり、2009年家業を継ぐ形で吹付塗装を開始。
受け継がれてきた技法だけではなく、新たな塗装の表情を模索しながら、2018 年より、デッドストックの漆器や木地に塗装を施して再生させるプロジェクト「MARUHIRO SPRAY」を展開しています。
酒井 義夫(ろくろ舎)
ろくろ舎主宰 / 木地師
伝統的な木地師として技術を継承しながら、独自の視点から商品の開発やプロデュースなどを手がける。一方で道具とアートの境界線を探りながら実験的な作品を製作し続けている。
Young Designer Award 2015 受賞
Good Design Award 2019 受賞
[登壇]
時岡 壮太(株式会社デキタ)
福井県おおい町出身
2009年早稲田大学大学院修了、2011年に株式会社デキタを設立
築地場外市場や気仙沼市等での施設開発に携わったのち、2019年に若狭町に会社を移転する。
現在、若狭町にある伝建地区熊川宿においてシェアオフィスや宿泊施設、店舗等の古民家活用を進めるとともに若狭地方の公民連携まちづくりに携わっている。
諸井 晴彦(乾レンズ)
スズキの最前線の営業から、乾レンズの常務へ。
「よいもの創り=売れるもの」ではなく、「自分で創って、自分で売ること」を信条に自社製品「オールタイムサングラス・贈りものルーペ」等、通販主体に取組む。
メーカーは、消費者に知られる活動を!と、2009年眼鏡有志で始めたもの創りチーム「鯖江ギフト組」/2017年からはRENEWに参加する。
2010年日本初ブルーライトカットレンズ特許取得、2019年グッドデザイン賞受賞、2022年秋に鯖江の会社敷地内に自社店舗建築予定。
山田 美玖(RENEW事務局)
大阪生まれ愛知育ち。大学生の頃まちづくりに関心を持ち、RENEWに訪れた際福井に魅了され移住を決意。浜松の工務店で3年間リノベーション設計監理を経て、昨年の春晴れて鯖江に移住。現在はRENEWの事務局として関わりながら、福井の魅力を伝えるための宿の開業準備を進めています。
[登壇]
澤田 哲也
ミテモ株式会社 代表取締役
教育とクリエイティブを軸に、組織課題・地域課題解決につながる事業を展開。2018年には日本の地場産業や伝統工芸のプロデュース人材を輩出する「JAPAN BRAND PRODUCE SCHOOL」設立。2021年、持続可能な産地観光事業 LOCAL CRAFT JAPANを共同立ち上げ。
堀内康広
トランクデザイン株式会社 代表取締役/クリエイティブディレクター/デザイナー
2009年に「TRUNK DESIGN」を神戸市垂水区にオフィス&ショップをオープン。
地場産業や伝統工芸のプロデュースやブランディングのディレクションやデザインを幅広く手がる。
2011年には兵庫県のモノづくりを紹介する「Hyogo craft」を立ち上げ、アパレル・お香・ステーショナリー・テーブルウェアなど自社でプロデュースし、8ブランドを展開。
現在は兵庫だけではなく、日本全国の地場産業や伝統工芸のプロデュース・ブランディング・国内外の販路開拓や地域ブランドディングなどを一貫して支援。
2018 Taiwan design award GOLDEN PIN受賞
2019 Good design award best100・best focus受賞
2021 HKDA GLOBAL DESIGN AWARD(Hong Kong)プロダクト部門審査員
[登壇]
佐藤 実紀代 (HOSHIDO)
1981年福井市生まれ。金沢大学教育学部美術史研究室卒。印刷会社、書店、デザイン事務所勤務を経て2015年に独立。2017年より本に関する活動を始め、福井駅前に本を作る小さな本屋「HOSHIDO」をオープン。2019年には初の出版となる『はしはうたう』をリリース。サブカルを得意として企画編集やデザイン等の仕事に携わる。
髙橋 要(越前海岸盛り上げ隊)
1988年山形県生まれ。2010年、新潟にて農山村の地域づくりに携わり始める。2015年に地域おこし協力隊として福井へ移住、高齢化と人口減少の著しい越前海岸エリアを拠点に活動。協力隊の任期終了後は越前海岸盛り上げ隊をはじめとした複数の所属先を持ちながら、コーディネーターやライター、編集者として、地域のプロジェクトに幅広く参画している。
川端 慎哉(荒島旅舎)
(株)明倫舎建築事務所 (同)荒島社
2011年に「いえとまち」をテーマに大野市の中心市街地にて建築事務所を起業。建築の仕事を生業としながら、空き家の再生、空きビルの活用を手掛ける。2019年に共同代表の桑原圭ら5人で合同会社荒島社を立ち上げ、2020年7月に商店街の窓口的ホステル「荒島旅舎」を開業する。
ご予約はこちら
https://renew2021-talkevent.peatix.com/
[登壇]
新山 直広(TSUGI)
1985年大阪府生まれ。京都精華大学デザイン学科建築分野卒業。2009年鯖江市に移住。鯖江市役所を経てTSUGI設立。地域特化型のインタウンデザイナーとして、地域や地場産業のブランディングを行う。また、産業観光イベント「RENEW」の運営をはじめ、めがね素材を転用したアクセサリーブランド「Sur」、福井の産品を扱う行商型ショップ「SAVA!STORE」など、デザイン・ものづくり・地域といった領域を横断しながら創造的な産地づくりに取り組む。RENEWディレクター(2015年〜)。京都精華大学伝統産業イノベーションセンター特別研究員(2018年〜)。
坂本 大祐(オフィスキャンプ)
合同会社オフィスキャンプ代表社員、一般社団法人ローカルコワークアソシエーション代表理事、クリエイティブディレクター
奈良県東吉野村在住。ローカルワーキング施設「オフィスキャンプ東吉野」を立案後、設計、デザインを行い、運営も受託。コワーキング利用者とデザイン事務所「合同会社オフィスキャンプ」を設立。2018年にはローカルコワーキング仲間と「一般社団法人ローカルコワークアソシエーション」を設立。
福田 まや(星庭)
1985年奈良県生まれ。Inter Medium Instituteで学んだ後、関西・東京での広告代理店勤務などを経て、2012年大分県・耶馬渓へ移住、星庭を設立。森の中の、セルフビルドの自宅兼事務所でデザイン漬けの毎日。家族は、夫と2人の娘、大型犬。田んぼと畑も借りて半自給暮らし。
佐藤 哲也(Helvetica Design)
福島県須賀川市生まれ。
Helvetica Design株式会社代表取締役/クリエイティブディレクター、一般社団法人ブルーバード代表理事。東日本大震災の爪痕が残る2011年8月、郡山市にデザインファームHelvetica Design株式会社を設立。福島の基幹産業でもある農業を中心に、温泉街の再生プロジェクトや地域観光のリブランディングなどを担当。2018年には地域コミュニティ醸成拠点「ブルーバードアパートメント」を開設し、周辺におけるエリアリノベーションを仕掛けている。
吉野 敏充(吉野敏充デザイン事務所)
1979年山形県新庄市生まれ。東京デザイン専門学校卒。SOFT ON DEMAND入社後、デザインとモザイク加工・編集専門の会社として独立、モザイク加工の分社を山形に作る。退職後、帰郷し、売買だけではない作る人と買う人がつながる事を目的とした「kitokitoMarche」をスタート。様々な交流を生み出し、国や県から表彰される。山形県や最上地方の残すべき「種」や「技術」を持つ人たちとともに商品開発や販路拡大を行う日々。本業はグラフィックデザインだったが、何屋だかわからなくなってきた最近である。
今尾 真也(リトルクリエイティブセンター)
岐阜県出身。株式会社リトルクリエイティブセンター代表取締役。2014年に同級生3人で、デザインからディレクションなどを行うクリエイティブ会社である同社を創業。「ALASKA BUNGU」や「さかだちブックス」「岐阜ホール」をはじめ、「かかみがはら暮らし委員会」「関の工場参観日」など、多数のプロジェクトに携わる。
土屋 誠 (BEEK DESIGN)
1979年山梨県生まれ。2013年に東京から山梨へUターンして自身の媒体「BEEK」を創刊し、これまでに6号を発刊。やまなしのアートディレクターとして、デザイン、写真、編集を携え山梨で伝える仕事をしている。三度の飯より餃子好き。
堀内 康広(TRUNK DESIGN)
トランクデザイン株式会社 代表取締役/クリエイティブディレクター/デザイナー
2009年に「TRUNK DESIGN」を神戸市垂水区にオフィス&ショップをオープン。
地場産業や伝統工芸のプロデュースやブランディングのディレクションやデザインを幅広く手がる。
2011年には兵庫県のモノづくりを紹介する「Hyogo craft」を立ち上げ、アパレル・お香・ステーショナリー・テーブルウェアなど自社でプロデュースし、8ブランドを展開。
現在は兵庫だけではなく、日本全国の地場産業や伝統工芸のプロデュース・ブランディング・国内外の販路開拓や地域ブランドディングなどを一貫して支援。
2018 Taiwan design award GOLDEN PIN受賞
2019 Good design award best100・best focus受賞
2021 HKDA GLOBAL DESIGN AWARD(Hong Kong)プロダクト部門審査員
中西 拓郎(ドット道東)
1988年北海道北見市生まれ。防衛省入省後、2012年まで千葉県で過ごし、Uターン。2015年「道東をもっと刺激的にするメディア Magazine 1988」創刊。2017年一般社団法人オホーツク・テロワール理事、「HARU」編集長就任。2019年一般社団法人ドット道東設立。
中井 希衣子
1993年東京都生まれ。編集者、建築出身。企画編集した本に『おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる』(新山直広・坂本大祐 編著/2022)、『サーキュラーエコノミー実践』(安居昭博 著/2021)、『図解 パブリックスペースのつくり方』(忽那裕樹・平賀達也・長濱伸貴・篠沢健太・熊谷玄 編著/2021)、『日常の絶景 知ってる街の、知らない見方』(八馬智 著/2021)など。
[登壇]
安居 昭博
サーキュラーエコノミー研究家 / サスティナブル・ビジネスアドバイザー / 映像クリエイター。アムステルダムを拠点に50を超える関係省庁・企業・自治体に向けオランダでの視察イベントを開催、これまで200社以上への講演会を開き日本へサーキュラーエコノミーを紹介してきた。2021年より京都在住。複数の企業へアドバイザー・外部顧問として参画。「トニーズ・チョコロンリー (Tony’s Chocolonely)」を初めとしオランダ企業の日本進出プロジェクトにも参画し、日本とヨーロッパ間でのサーキュラーエコノミー分野の橋渡し役を務める。
[登壇]
見城ダビデ(niente)
『物事の見方を変えて、新たな価値を創造する』をテーマに、普段何気なく捨てられてしまうモノや、価値を見出されていないモノに着目したオリジナルプロダクトを展開。世田谷区・豪徳寺の店舗では、自転車や靴、雑貨からアートまで幅広く扱いながら、これからの小売業のあり方を模索している。切り絵作家、ヌメロロジストとしても幅広く活動中。
富川 岳(富川屋)
株式会社富川屋代表 / ローカルプロデューサー
1987年新潟県生まれ。東京の広告会社を経て2016年岩手県遠野市に移住。Next Commons Lab立ち上げを経て独立。民俗学の視点からその土地の物語を編み直し、デザイン、商品開発、スタディツアー、物語の制作などを行う。遠野文化友の会副会長。遠野市観光協会理事。郷土芸能「しし踊り」の舞手。
山﨑 彰悟(ヤマチク)
株式会社ヤマチク 専務取締役
1989年7月27日 生まれ。立命館大学 法学部 卒。
大手IT企業へ就職し、銀行のシステム開発に従事。その後ヤマチクに就職。
物心ともに「やりがい」のある仕事にすべく、リブランディングに着手。
初の自社ブランドokaeriは、NY ADCやPentawardsなどの国際的なデザイン賞を受賞。
コロナ禍に「地方商圏の捉え直し」を掲げ、ファクトリーイベントを開催し、地域の賑わい作りにも挑戦している。