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2019.10.24

「産地の合説プレイベント@東京」登壇企業を紹介します!

12/21-23、福井県丹南エリアで採用を考える工房・企業が集うものづくりの合同企業説明会「産地の合説」の開催が決定!そのプレイベントを11/1(金)、東京にて開催します。

 

今回のプレイベントでは、木工、漆器、和紙、メガネ、デザインと多様な産業を担う人々が集います。そんなプレイベントに登壇する企業を一挙紹介!

産地の合説プレイベント@東京について

職人として、あるいはものづくりに携わるデザイナーやライターとして、ものづくりのまちで暮らしてみる。そんな生き方に踏み出すきっかけとして、東京で11/1(金)に開催されるのが「産地の合説」です。

 

福井県鯖江市河和田に生まれ、全国に店舗を拡大する「Hacoa」が手掛ける「Hacoa VILLAGE TOKYO」を舞台に、産地での仕事や暮らしの魅力の一旦に触れるトークセッションを実施予定します。


「興味はあるけど、まずは話を聞いてみたい…」という方は、まずはぜひ、話を聞きに来て頂けたら嬉しいです。

 

【開催概要】

◯日時:11/1(金)19:00〜21:00
◯場所:Hacoa VILLAGE TOKYO
 〒104-0033 東京都中央区新川1丁目20−6
◯登壇予定:
 ・谷口康彦(有限会社谷口眼鏡/メガネ)
 ・内田徹(株式会社漆琳堂/漆器)
 ・瀧英晃(株式会社滝製紙所/和紙)
 ・寺田千夏(TSUGI/デザイン)
 ・森一貴(個人事業主)
◯申込:お申込は不要です
(可能であれば、instagramまたはfacebookよりご連絡頂けると嬉しいです)
◯料金:無料
◯持物/服装:特別な持物は不要です。いつも通りの服装で構いません。
◯お問い合わせ:DMにて対応いたします

福井県丹南エリアって?

ここ福井県丹南エリアは、半径10km圏内に7つの地場産業を有する、国内でも有数のものづくりのまち。越前漆器、越前和紙、越前箪笥、越前打刃物、越前焼の5つの伝統産業に加え、メガネと繊維の2つの地場産業を有しています。

 

産地にはここ数年で100名以上の移住者が集い、多くの若者がものづくりや、ものづくりに関わるデザインなどのクリエイティブの領域で仕事に取り組んでいます。

Hacoa/木工

Hacoaは、2001年に誕生したオリジナル木工ブランドです。

ハコアの母体となる工房は伝統工芸士・山口怜示が1962年福井県鯖江市に創業。1500年もの歴史を誇る越前漆器の産地にて、漆器の中でも「箱もの」といわれるお盆やお膳などの漆を塗る前の木地作りに従事し、生きている木と対峙する中でその技術を身につけてきました。

 

ハコアではその永年のものづくりで培ってきた技術力と伝統をベースに、インテリア用品やキッチン、ステーショナリー、PC周りのアイテムに至るまで、領域にとらわれない空間全体へのアプローチを視野に入れたものづくりを、デザインから製作まで一貫して行っています。

 

谷口眼鏡/メガネ

1957年創業のプラ枠一筋に作り続ける眼鏡工場です。

2017年、谷口眼鏡は60周年を迎え、新たにコーポレートメッセージ「よりそう、めがね」を掲げました。これは、自分たちがこれまでいちばん大切にしてきたこと、同時に次の60年も大切にいていくこと。製品をはじめ、すべての事柄で「よりそう」ことを大切にしていきます。ぜひ一度、そのかけ心地を体験してみてください。

漆琳堂/越前漆器

漆琳堂は創業1793年(寛政5年)、福井県鯖江市で代々漆業に携わってきました。

2009年には長年受け継がれてきた漆塗りの技術を基に自社ブランド「aisomo cosomo」 を発表、 2012年には「お椀や うちだ」 をデビューさせました。2016年7月には、本社工房の地に新しく直営店をオープンしました。 自社ブランドの他、1000種以上にも及ぶ業務用のお椀など、江戸時代から八代続く漆琳堂の仕事の数々を手に取ってご覧いただけます。

この地で育まれ、受け継がれてきた漆のモノ作りと、先人より引き継いできたものを次の世代へと引き継ぎながら、漆とお椀の文化を発信しております。

滝製紙所/越前和紙

1875年創業。越前和紙の大紙(基本サイズ:三六判)を製造しています。

手漉きでは各種襖紙の他、創作和紙(サイズ例:110cm×300cm等)や全国唯一の襖判檀紙等を製造。機械漉きでは鳥の子をはじめ、色物から手漉きの技を活かした模様紙、美術小間紙を製紙しています。内装材としてホテルや店舗等での施工実績も多く、別注和紙、各種OEMにも対応しています。伝統技術に新たな感性を加え、暮らしの中の和紙づくりを心掛けています。

TSUGI

2013年、福井県鯖江市に移り住んだデザイナー・職人で結成。「創造的な産地をつくる」をビジョンに掲げ、産地特化型のデザインスタジオとして、グラフィックデザインを中心に、商品開発、販路開拓までを一貫して行っています。また自社アクセサリーブランド「Sur」の企画デザイン、福井のグッドプロダクトを扱う行商ショップ「SAVA!STORE」、産業観光イベント「RENEW」の運営など、地域に何が大切で何が必要かという問いに対して、リサーチと実践を繰り返し、領域を横断しながら創造的な産地づくりを実践しています。2019年春には福井のデザインプロダクトを集めたTSUGI初の直営店「TOURISTORE」をオープンしました。